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どこでも音楽が聞ける!小型BluetoothスピーカーBoCo社「docodemo SPEAKER」を徹底レビュー!
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どこでも音楽が聞ける!小型Bluetoothスピーカー
BoCo社「docodemoSPEAKER®」を徹底レビュー!

公開日:2018/3/30 / 最終更新日:2021/12/27

レビュアー:ハル

小型スピーカーがここまで進化しました!docodemoSPEAKER®は、骨伝導デバイスを対象物に密着させることで音を発生させる、新しいスピーカーです。Bluetoothは勿論、手のひらサイズで、高音質・大音量のため、どこでも音楽が楽しめます!

そんな新時代の小型スピーカーを、実際に試してみました!音質を録音したり、聴き比べたりしてみたので、気になる人はチェックして下さいね!

※ 本ページでご紹介している「docodemoSPEAKER®」は現在キヤノンオンラインショップでは取扱いしておりません。(2021年12月27日時点)

スピーカーの歴史を変えた「docodemoSPEAKER®」とは??

docodemoSPEAKER®は、骨伝導デバイスを対象物(テーブル、壁面、窓、ダンボール箱、車の車体など)密着させることで、振動を発生させて、音を発生させる新しいスピーカーです。

・一般的なスピーカーとの違いは?

一般的なスピーカーで最も普及しているのは「コーンスピーカー」と呼ばれる物です。「コーン紙」と呼ばれる振動板を振動させることで音を発生させます。

一方で「docodemoSPEAKER®」は、内蔵の骨伝導デバイスを対象物に密着させ、対象物を振動板として、振動させることで音を発生させます。

つまり、密着させられる対象物があれば、「どこでも」「なんでも」「いつでも」高音質な音楽が楽しめるスピーカーです!これは、従来のスピーカーの歴史を変えてしまった新時代の小型スピーカーなのです…!

音楽ガジェット好きとして、いち早く使ってみたかったので、今回お借りしてレビューを致します!

まずは開封してみました!

外箱です。濃い灰色がかったマットな質感で、触り心地が良いです。ロゴが銀色に輝いているのがまたカッコいい!

早速、箱の中にあった物をすべて取り出しました。本体やUSBのほか、取扱説明書、ガイドが入っています。

ケースを開けると、デバイスがきっちり収まっていました!ケース内部は硬めのウレタンのため、衝撃から守ってくれます。

ケースから取り出して、手においてみました。小さい!

これが噂の骨伝導の技術を使ったdocodemoSPEAKER®本体!とてもスピーカーには見えないデザインですね…。厚みはありますが、片手に収まるほどコンパクトです。

八の字の様なすり鉢型、表面はさらさらとした感触です。また、デバイスの下の方は滑り止めの様なゴムが本体を1周する形で付いており、持ちやすくなっています。

ボタンは電源ボタン、ボリュームの上下、再生と一時停止ボタンがあります。押した感触はとても軽く、「カチッ」というクリック感があります。

裏面のフィルムを剥がすと、ペタペタとしたシリコンゲルの粘着部になっています。こちらが対象物と密着する「骨伝導デバイス」の部分です。

ちなみに「繰り返し使用すると粘着力が弱まるのでは?」と気になる方、心配御無用です!濡れたふきん等で拭き取ると粘着力が復活します。防滴仕様のため、水滴が付いてしまっても安心です。

docodemoSPEAKER®の使い方!まずは机で音を鳴らしてみた

ペアリング方法は動画で解説をしていますが、簡単に文章でもご紹介します。

まず始めにスピーカー本体の電源ボタンを3秒以上押します。

電源がオンになったら、スマートフォンなど接続機器の、Bluetoothの電源のオンにします。

「SP-1」を選択すれば、ペアリングが完了!

ペアリングが完了したので早速音を出してみましょう!机の上に置いてみました。

音楽を再生すると…凄い!机から音楽が流れています!しかも結構音量が出る!コーンがないのに音が出る…なんとも不思議な感覚です。

組み合わせる材質や形状によって音質や音量を変えられるのは本当?試してみた!

docodemoSPEAKER®の「密着させる対象物によって音質を変えられる」という特徴は、従来のスピーカーにはないポイントです!

こんな新しい特徴を持ったスピーカーなら「どの様に音質が変わるのか」テストしてみたいところ!

そこで、今回5つの異なる材質の素材を用意して、どの様に音質が変わるのかテストしてみました!録音した音源をアップしているので、気になる方は聴き比べをしてみて下さい。

録音環境

  • 2.5畳ほどの会議室で異なる材質にdocodemoSPEAKER®を置き、
  • サンプル音源を鳴らしながら手で持ち録音(机に置くと、机に反響してしまうため)
  • マイクは「TASCAM DR-22WL」を使用

・木板

木板は重すぎず軽すぎない、ヒノキを使いました。想定よりも材質が軽すぎたのか、低音がとにかく出る!低音が出過ぎているせいか、全体的に音がこもって聴こえます。
余談ですが、物凄く木板が振動して手が痺れました…。

・段ボール箱の上

これは思っていたよりも良いかもしれない!音がややこもりがちですが、低音はスッキリ。何より箱内部の反響からか、リバーブ感が気持ち良かったです!

・発泡スチロール

全体的な印象は木板と同じですが、木板よりも低音が出過ぎてしまいました。軽い材質は向いていないのでしょうか?

・レンガ

骨伝導デバイスが、しっかりと貼り付かなかったせいか、ケータイのバイブ音の様な、ビリビリとした音になってしまいました。
docodemoSPEAKER®は、レンガの様な凸凹とした素材とは、相性が良くないということがわかりました!

・タオル・布など

これはダメだろうな、と思いながらテストしましたが案の定。全然響かない上、音もこもってしまいました。

結果、骨伝導デバイスをしっかりと密着させられる素材であれば、音が楽しめるということがわかりました! 今回の材質では、個人的な感想ですが、段ボール箱の様な箱型のものに貼り付けた時が一番聴きやすく感じました。

貼り付ける対象物は、密着しやすく大きい物だと、しっかりと響きます。一方で、レンガやタオルの様な、骨伝導デバイスへの密着度が低い物は、響きにくいということが検証結果からわかりました!

実際に色んなシーンで活用してみました!

実際に休日に利用してみたのですが、活用シーンはとても幅広かったです!
いろいろな材質の対象物でもほとんどの場所で高音質の音楽が楽しめました!

今日は友人とホームパーティー、キッチンをスピーカーにしてみた!

休日に友人がワインを片手に、自宅に遊びにきてくれたので、ホームパーティーを開きました!
食事の準備中、キッチン(人工大理石)において、音楽を鳴らしていたので、常に楽しいムードに。防滴使用なので、近くで水を使っても安心でした!

サークルで活用!テニスコートで音楽を聞きながら仲間とスポーツ!

週末のサークルのテニスに行った時に、テニスコートのサイドのベンチにおいて、使ってみました。

docodemoSPEAKER®は小さい見た目ですが、大音量。テニス中もコートの端にいても聞こえるくらい十分の音量がでていましたよ!

日向ぼっこがてら外のベンチで使用

春も近づき暖かくなってきたので、目黒川付近のベンチで読書がてら日向ぼっこ。ベンチでヒーリングソングを小さく鳴らしてみました。ポカポカとした陽気に包まれて、都会の喧騒を忘れてリラックスできました。

今日は車で遠出!BBQの時、車のボンネットで鳴らしてみた

車のボンネットに乗せて、音を鳴らしてみました。ボンネットは骨伝導デバイスとの密着度が高く、よく音が響くので気持ちいい!

ここだけの話、最新の珍しいスピーカーだったので、BBQ中は、仲間から注目を浴びました。スピーカー好きとしては、ちょっと嬉しい出来事でした(笑)

自宅で使用する時はインテリアにもなる

自宅の小さなエアプランツと一緒に並べておいてみました。エアプランツも手のひらサイズですが、docodemoSPEAKER®も負けず劣らず小さいですね。

インテリアにも調和する、スタイリッシュかつシンプルなデザイン。おしゃれなところも気に入りました。

docodemoSPEAKER®は全く異なる新時代のスピーカーと感じた!

持ち運びやすいサイズ、USBでの充電、Bluetoothといった便利さは勿論、貼り付ける対象物によって音が変わるということに、音楽の新たな楽しみ方を感じました!
また防滴仕様のため、お風呂場やプールサイドなど、場所を選ばず使えるのも評価が高いです。

コーンスピーカーとは違ったスタイリッシュなデザインのため、オシャレに使いたいという人にもオススメできますよ。
音質も音量もリスニングとしては十分!いつでも、どこでも音楽を楽しみたい方にぜひ手に取ってもらいたいスピーカーでした!

レビュアー紹介

ハル

音楽クリエイター兼デジモノライターです!音楽制作において、普段から音楽系ガジェットを使っているので、音に関するガジェットのハウツーレビューをしちゃいます!

その他の「よみものコンテンツ」は下記からご覧ください。



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