RFレンズ RF24mm F1.8 MACRO IS STM

最近「自撮り風に見せる撮影」という表現がSNSで流行っています。もちろん実際にはプロのカメラマンが付いていて、大型レンズで遠くから自撮り風に撮影しているだけです。自撮り風のボケ映像はプロの撮影技術です。

ところが。軽量な R50V にこのレンズを付け縦構図にすれば、
上記のようなプロの自撮り風映像を、本当に自撮り出来てしまうのです。

ちなみに他社の機材で同じ事をやろうとすると、AI曰く「重量バランスで破綻する」そうです。

さらにキヤノンの電子ISは手ぶれを消すのではなく、自然に収束させるという思想になっていますから、昨今のSNSの「手ぶれはちょっと残ってた方が良い」というトレンドにもマッチしています。

キヤノンが狙って設計したかは分かりませんが、最強の自撮り機材が完成しました。

スマホの性能向上が著しい昨今ですが「動画で、ボケた、自撮り」はスマホでは決して出来ません。これほど違いが分かりやすい商品価値はなかなかありません。キヤノンはもっとアピールしていいと思います。

店内の雰囲気や、食事を撮るのに最高の一本です。24ミリなので店の雰囲気、外観なども撮影が可能、さらにはハーフマクロなので料理の撮影も。軽く小さいので普通のお出かけバックに入れた状態で飲食店に行くこともできます。そして、明るいレンズなので暗い店内や、夜の店の雰囲気など映し出すことも可能で、まさに求めていたレンズです。

広角単焦点レンズの携帯性、R8ボディー461gと相性ぴったりのボディーレンズ合計730g台。
APS-Cカメラに装着すると換算38mmとなり、GR IIIx相応のごきげんなスナップ撮影が出来る。
非Lレンズにもかかわらず広角ズームLレンズとの解像度の差異は、殆ど感じないレベルです。
ちなみにマクロ近接撮影利用時には、最短撮影距離（14cm）が短すぎて、フードが影になってしまいます。

飲食店で料理を撮るだけの人間にとって、
遂に出会えた最強のレンズ。
欲しい3大要素がそろってる唯一無二のレンズ。

24mmの超広角。
28mmじゃ少し狭くて、16mmは広すぎる。
ちょっと引けばすべて入るし、歪みがない。
周辺まで使えちゃう。

F1.8の大口径。
超広角なのに強烈なボケが大きい。ボケ方もキレイ。
だいたいF2.2?3.5あたりを使うが、
極端に暗い店ではF1.8に頼ることもある。

マクロ。
とにかくこれがこのレンズの魅力。
寄れる。味に寄れる。食材のディテールまで写る。
しかも高画質。

こんなレンズ、どこを探しても見つからない。
まさに自分のために開発してくれたんじゃないかと思ってしまう。
ありがとう。

後継機に臨むなら
EF-M28のようにリングライトを付けて欲しい。
（さらなる薄型化もできるならありがたい。F2.0でもいいので）

使用頻度がかなり高く常にバックに入っているレンズです。使いやすい画角、そして高画質。何より明るく被写体に寄れるところも魅力的で作品作りに貢献してくれています。