公開日:2019/12/25 / 最終更新日:2021/10/25
こんにちは、ガジェットライターのCanです。ひと昔前は天井に吊るしてスクリーンに投影したプロジェクターですが、最近は屋外でも手軽に使える携帯型のプロジェクターがあるってご存知ですか?
そこで今回は、携帯性とスペックの高さを両立していると評判のミニプロジェクター C-13Wを実際に使用!さまざまなシーンで使ってみた感想を徹底的にレビューします!
目次
まずはC-13Wの外観と特長を簡単に見ていきましょう。外観はこのようにスタイリシュなデザインです。
今のプロジェクターってこんなにカッコイイんですね!?
機械っぽさが感じられないので、ビジネスシーンはもちろん、自宅のインテリアにも馴染みやすいデザインですね!
それでは次に、C-13Wのスペックについて簡単にご紹介します。
サイズ | 幅120mm×奥行き120mm×高さ33mm | |
---|---|---|
重量 | 約410g | |
明るさ | 130lm | |
最大入力解像度 | HDMI | Full HD(1,920×1,080) |
メモリー・MicroSD | 4K UHD(3,840×2,160) | |
バッテリー駆動時間 | 最長2時間 |
やっぱり際立っているのはそのコンパクトさ。明るさもこのサイズのプロジェクターとしては十分で、HDMI入力であればFull HDに、本体メモリーや内蔵メモリー、MicroSDであれば4K UHDに対応しています。映像機器に強いキヤノンブランドなので、画質の良さにも期待できそうです。
スペック表を見てもわかるように、C-13Wの最大の魅力となるのがコンパクトさ。ミニプロジェクターは持ち運びやすさが大切ですから、このサイズ感は嬉しいですよね!
でも、実際にどのくらいコンパクトなのでしょうか?イメージが湧きやすいように写真をたくさん撮影したので、さっそく見ていきましょう!
まず箱を開けたときにビックリするのは、その大きさ。あまりに小さいので、こんな風に上着のポケットにも入ります!
手のひらに乗せても余裕があるほどコンパクト。まさに手のひらサイズで、男性はもちろん、手の小さな女性でも持ちやすい大きさです。
次にスマホと比較してみましたが、ほとんど大きさは変わりません。普段の持ち運びも苦にならなそうです。
C-13Wの具体的な大きさはこのようになっています。縦横がそれぞれ120mm、高さも33mmしかありません。
そして、重さはなんと約410g!ペットボトル1本よりも軽いので、ポケットやバッグに入れても気にならない軽さです。ちなみに一般的なタブレットが450〜500gぐらいですから、タブレットよりも持ち運びしやすいことになりますね!
ちなみにC-13Wの携帯性は、キヤノンが実施した購入者アンケートで約90%の方々が「大変満足」「満足」と答え、高い評価を獲得しています。アンケートの詳細はコチラの記事をご覧ください。
>> 「キヤノン ミニプロジェクターC-13W購入者に聞いた人気の利用シーンや購入のポイント」
それでは次に、C-13Wの外観を詳しく見ていきましょう。正方形の本体はスタイリッシュで都会的なイメージ。タッチパネル式なのでボタンが少なく、洗練されたデザインです。
こちらは本体に内蔵されているタッチパネルです。ノートパソコンのタッチパッドのようで、直感的な操作ができるようになっています。
そしてこちらが側面ですね。HDMIやUSBなど複数の端子で入出力できるので、活躍シーンが多そうです。
次にレンズを見てみましょう。レンズもコンパクトですが、明るさは130lmもあり、最大入力解像度は4K UHD *1まで対応しています。
*1 4K UHDは本体メモリーやUSBメモリー、MicroSD使用時のみで、リアル(表示)解像度は854×480
こちらは本体の裏面です。本体の前方にキックスタンドがあり、三脚用のネジ穴も用意されているので、角度や高さを調整していろいろなところに投影できます。
ちなみに付属品は電源アダプターのみですが、キヤノンオンラインショップでは、別売でケースやミニ三脚なども販売しています。いずれも持っていて損はないアイテムですので、利用シーンに応じて検討してみてください。
ミニプロジェクター C-13Wのコンパクトさと外観を紹介しましたが、実際に使ってみて、機能性の高さに驚かされました!そこでここからは、C-13Wの便利なところ、驚いた点についてレビューしていきますね。
C-13Wに触ってみてまず驚いたことは、その操作性の高さ!タッチパネルを触るだけで映像の投影やブラウジング、機体の設定などが直感的に操作できました。
試しに小学4年生の甥っ子に使ってもらったのですが、説明書も見ずに、すぐゲームのスタート画面を表示させることができました。
STEP1:まずは電源を入れて・・・
STEP2:本体のタッチパネルを操作すると・・・
STEP3:このとおり!わずか3ステップでゲーム画面が表示できました!
C-13W にはAndroid OSが搭載されているので、インターネット通信環境さえあれば、本体のみでブラウジングやYouTubeの視聴が可能。
電源を入れて、ホーム画面が写ったら・・・
カーソルを「ブラウザ」に移動させてポチっと押すと、すぐにページにアクセス!
見慣れたブラウザ画面が表示され、タッチパネルの操作だけでテキストの入力が可能!パソコンなどを使わずに簡単にブラウジングが出来ちゃうんです。
もちろんPDFやOfficeデータの閲覧もお手の物!もはやミニプロジェクターの域を超えています!
C-13Wは、持ち運びに欠かせないバッテリー駆動式です。これほどコンパクトなのに、最長2時間もバッテリー駆動ができます。
そしてなんと、モバイルバッテリーとして使用することも可能!外出中にスマホのバッテリーがなくなってしまっても、C-13Wを持っていれば安心。いざというときに充電器として使えるのは心強いですね!
それではいよいよ、C-13Wの映像について見ていきましょう。実際に投影してみたところがこちらです。
本体がこんなに小さいのに、驚くほど明るくてキレイな画像が投影されました。この映像品質はキヤノンならではですね!事実、独自のアンケートでも購入者から高い評価を受けています。
>> 「キヤノン ミニプロジェクターC-13W購入者に聞いた人気の利用シーンや購入のポイント」
HDMI接続時の最大入力解像度はFull HD(1,920×1,080)*2で、明るさは従来品と比べて130lmに進化しています。実際に使ってみると不足は感じられず、感動の映像を見ることができました。
*2 リアル(表示)解像度は854×480です
本体とパソコンをHDMIでつなげて投影したところです。ちなみにHDMI接続の最大入力解像度はFull HDですが、本体メモリーやUSBメモリー、MicroSDでは4K UHDに対応してくれます。
本体を傾けると「縦方向オートキーストーン」で自動的に映像が補正されますし、左右反転・上下反転表示も可能。実際に使ってみると、使いやすさに配慮されたつくりを実感できますよ。
先ほど明るさが進化したとお話しましたが、「一体どのくらい進化したのか?」と気になる方もいるでしょう。そこでC-13Wとキヤノンの旧機種の明るさを比較してみました。
機種 | C-13W | M-i1 | C-10W |
---|---|---|---|
明るさ | 130lm | 70lm | 100lm |
発売時期 | 2019年10月 | 2017年9月 | 2016年2月 |
旧機種と比較すると、確実に進化を遂げていることがわかりますね。2017年に発売された M-i1と比べて約2倍もの明るさを実現しています!
そしてインターフェースが豊富なので、いろいろなシーンで活用できるところも魅力です。
HDMI、USBメモリー、MicroSDのスロットが搭載されているうえに、ミラーリング機能を使ってワイヤレス接続もできます。ミラーリング機能はAndroid端末のみの対応ですが、これだけのインターフェースが用意されていれば幅広いシーンで活躍してくれそうですね。
コンパクトで便利な機能が豊富に搭載されているミニプロジェクター C-13W。実際にその機能を体験すべく、さまざまなシーンで使ってみました!その感想をレビューしていきますね。
私の場合、いちばん活用できるシーンは自宅でした。持ち運びやすくバッテリー駆動式なので、リビング、寝室、キッチン・・・とあらゆる場所で使えます。
まずこどもと一緒にアニメを見てみましたが、これだけの大画面ですから、いつも以上に楽しんでくれたようです。お気に入りのキャラクターが大きく映し出されて、ご満悦の様子でしたよ!
小学生の甥っ子たちはゲームに夢中でした!いつにない大画面にこどもも大興奮。テレビでプレイするときと比べると、全く迫力が違います。C-13Wのスピーカーは低音もしっかりと響くので、特にゲームの効果音が際立っていました。
そしてこどもが寝た後は、ゆっくりと一人で映画を楽しみます。ソファに横になって好きな映画を天井に映して楽しむ・・・。貸し切りの映画館にいるようで、優雅で特別な時間を体験した気分です!
翌日、友人が遊びに来たので、スポーツのライブビューイングに使用したところ大盛りあがり!TV画面でのスポーツ観戦とは違った迫力があり、C-13Wの持ち味を存分に感じられました。
妻はキッチンに持ち込み料理づくりで活用。壁にレシピや作り方を映し出せば、料理をしながら見ることができます。目の前で見られるのでとてもわかりやすく、携帯でレシピを見るより効率的に料理ができたと喜んでいました。
C-13Wが活躍するのは自宅だけではありません。旅行やアウトドアでも大活躍してくれました。
旅行ではたくさんの写真や動画を撮影しますよね。C-13Wを使って、それらをスライドショーとして見てみました。スマホと違って大画面ですから全員で快適に見ることができ、その日の思い出話に一気に花が咲きます。
アウトドアで映画を観ることってありませんよね?ミニプロジェクターがあれば、屋外でもテントや携帯スクリーンに映し出して好きな映画を楽しめます。いつもと違う開放的なロケーションで映画を観るのは新鮮でとても贅沢な時間!
C-13Wはもちろんビジネスシーンでも活用できます。携帯しやすいので、ビジネスバッグの中に入れて持参し、プレゼンで使えます。
いつもは紙の資料を用意するのですが、画面が大きいと訴求力が高まるようです。取引先の方の反応が非常に良く、今回の仕事はスムーズになりそうな予感!プレゼンでの使用はかなりおすすめです。
ミニプロジェクターを持っていると、こんなシーンでも活用できますよ!
大切な人へのサプライズ演出に使ってみました。コンパクトなので相手にバレずに、サプライズ大成功!お誕生日や記念日、プロポーズなどに使えば感動的な演出になること間違いなしですね。
いろいろなシーンでミニプロジェクター C-13Wを使ってみたところ、あまりの使い勝手の良さに感動したので、思わず友人にも共有したくなり貸すことに。数日間貸してあげた結果、こんな感想が返ってきました。
「こんなに小さいのにキレイに映るの?と思っていたけど、想像以上に明るいしキレイに映るね!ピントが合った瞬間、すごくキレイに映像が映ったのには感動したなぁ・・・。ピントもダイヤルで簡単に合わせられるしね。」(東京都 38歳 男性)
「YouTubeの動画を投影して見てみたけど、真っ暗な部屋で見るとまるで映画館にいるみたい。壁いっぱいの大画面で見られるし、音も低音が響いて迫力があるよね!パソコンで見るときよりもワクワクしたし、やっぱり大きな画面っていいなと改めて感じたな。」(埼玉県 36歳 男性)
「タッチパネルは最初、少し癖があるかな?と思ったけど、慣れればボタン式よりも操作しやすいね。外に持ち出して使ってみたけど、思いのほかキレイに映るし、アウトドアでプロジェクターが使えるのはビックリした。」(千葉県 34歳 男性)
友人からのレビューですが、私と同じような感想でした。誰でも簡単に使えて、それぞれの利用シーンでさまざまな使い方ができる。それがC-13Wの魅力なのでしょう。
ミニプロジェクター C-13Wを実際に使ってみた感想や、友達からの口コミをレビューとしてお伝えしましたが、特におすすめできるポイントは次のとおりです。
コンパクトなのにこれほど使いやすく、便利な機能と魅力にあふれるC-13W。携帯性と機能性を両立しているミニプロジェクターをお探しであれば、断然おすすめです!
ミニプロジェクター C-13Wは、公式オンラインショップでのご購入がおすすめ。ケースとミニ三脚も販売中です。
現在、ケースとミニ三脚をセットにした会員限定のおトクなセットも販売中!詳細はこちらから
ミニ三脚を付ければ角度の自由度が高まりますし、ケースがあれば、本体と付属品をまとめて持ち運ぶことも可能。携帯性・利便性を考えると断然おすすめです。
本ページでご紹介した商品は、こちらからもご購入できます
この記事のライター
ガジェットライターCan.
フリーランスの編集者兼ライター。カメラを始めとしたガジェット系のレビューや解説記事をWebメディア中心に寄稿。現在は一児の父として、子育てに活かせるガジェットやライフハックを日夜研究中。