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画面で見たままにプリント、時間やコストの削減を実現するカラーマッチングの基礎知識をご紹介
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画面で見たままにプリント、時間やコストの削減を実現するカラーマッチングの基礎知識をご紹介

公開日:2021/3/23 / 最終更新日:2022/9/6

カラーマッチング

写真プリントする際にこんなご経験はありませんか?

    ・ノートパソコンやデスクトップパソコン付属のモニターで見ている色と、実際にプリントした色が違う。

    ・イメージ通りの色合いに仕上げられず、何度も刷り直し、インクも用紙も時間も無駄にした。

そのような問題の解決に役立つ、カラーマッチングの基礎知識をご紹介します。

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カラーマッチングとは

カラーマッチングとは、モニター画面と写真プリントの色合いを近づけるために、色調整を行うことです。

カラーマッチングを行うことで、「画面で見たままの色合いでプリントすること」、「時間、コストを削減すること」が実現できます。

カラーマッチング成功への3ステップ

カラーマッチングは次の3つのステップで行います。


    1.プリント色を正しく見るために、環境光(光源)を整備する。

    2.写真の色を正しく表示するために、モニターをキャリブレーションする。

    3.正しい色でプリントするために、編集ソフトウェアのカラーマネジメント機能を使用する。


それでは、それぞれのステップをご説明します。

ステップ1.環境光の整備

環境光を整備する理由

プリントは太陽や照明の光(環境光)の明るさや色合いの違いで見え方が変わります。だからプリントとモニターのカラーマッチングの際には環境光を使い、プリントを見る光が変化しないように整える必要があります。


また、プリントの色を評価する環境光は、色温度5000K(ケルビン)平均演色評価数(Ra)は90以上が理想です。


※ 平均演色評価数(Ra):太陽光を100とした場合の、室内照明下での見え方を表します。100に近いほど色の再現性が良く、自然光に近い状態です。

高演色LEDスタンド「Z-208PRO-5000K」

環境光を整備するために、今回はLEDスタンド「Z-208PRO-5000K」を使用しました。

高演色LEDスタンド「Z-208PRO-5000K」

「Z-208PRO-5000K」の特長は以下の通りです。

    ・色温度:5000K

    ・平均演色評価数(Ra):97

    ・LEDモジュール寿命:40,000時間

    ・保証期間:1年間

    ※ LEDモジュールの取り外し交換はできません。

高演色LEDスタンド「Z-208PRO-5000K」

ダイヤルの操作で明るさ調整も可能です。プリント比較時はモニターの明るさに近づけることをおすすめします。また、取り付け可能厚は45mmです。

ステップ2.モニターのキャリブレーション

モニターキャリブレーションとは

モニターキャリブレーションとは、輝度・ガンマ・色温度・色域をカラーマッチングに適した値にモニターを調整することです。


■輝度
画面の明るさを数値化したものです。
数値が低いほど暗く、高いほど明るくなります。
カラーマッチングに適したモニターの輝度は80cd/u〜120cd/uです。


■ガンマ
階調特性を数値化したものです。
256階調(グラデーション)で表現します。
数値が高くなることにつれて階調が際立ってきます。
カラーマッチングに適したモニターのガンマ値は2.2です。


■色温度
階調特性を数値化したものです。
数値が低ければ暖色、高いほど寒色系を発します。
カラーマッチングに適したモニターの色温度は5000K〜5500Kです。


■色域
モニターの色再現域を指し、写真の世界ではAdobe®RGBやsRGBが用いられています。
デジタルカメラやプリントの色域(性能)を活かすにはAdobe®RGB対応モニターがおすすめです。

カラーマネジメントモニター「CS2420-ZBK」とキャリブレーション測色センサー「EX4」

今回は、カラーマネジメントモニター「CS2420-ZBK」とキャリブレーション測色センサー「EX4」を使ってカラーマネジメントを行いました。

カラーマネジメントモニター「CS2420-ZBK」とキャリブレーション測色センサー「EX4」

CS2420-ZBKの特長は以下の3つです。

    ・Adobe®RGBに対応した高色域表示

    ・滑らかな階調表現が可能

    ・色ムラ、輝度ムラ補正が可能


「EX4」は、ColorEdgeをキャリブレーションするための専用測色センサーです。

モニターキャリブレーション手順

それでは、「ColorEdge」シリーズ専用の無償ソフトウェア「ColorNavigator7」を使ったモニターキャリブレーションの手順をご説明します。

下記、画面の順番に進めていきます。

※ ColorNavigator7を起動する前に、EX4センサーをパソコンまたはモニターのUSBポートに接続してください。

モニターキャリブレーション手順 モニターキャリブレーション手順 モニターキャリブレーション手順 モニターキャリブレーション手順 キャリブレーション

キャリブレーション時の様子。

「白」比較

キャリブレーションが完了したら、モニターに表示した「白」とプリント用紙の「白」を、正しい環境光のもとで見比べます。
写真用紙は、用紙の種類によって色味が違います。
モニターと用紙の色を合わせることでマッチング精度が高くなります。

ステップ3.編集ソフトウェアのカラーマネジメント機能を使用

編集ソフトウェアのカラーマネジメント機能を使用する理由

編集ソフトウェアのカラーマネジメント機能を使用する理由は2つあります。


    1.プリンタープロファイル(プリンター機種、用紙種の色特性を記述したデータ)を設定できるので、カラーマッチングの精度が向上する。

    ※ プリンタープロファイルは、プリンター機種名と用紙名の組み合わせで出来ています。 例えば、Canon imagePROGRAF PRO-G1で純正写真用紙プラチナグレードの場合のプロファイル名「Canon PRO-300/G1Photo Paper Pro Platinum」


    2.プリンタープロファイルを設定することで、シミュレーション機能が使え、プリンターの出来上がりをモニター上で仮想確認できる。

Digital Photo Professional 4を使った印刷シミュレーション手順

今回、プリンターは10色顔料インクを搭載している「imagePROGRAF PRO-G1」を使用しました。用紙の選択肢が多く、重厚感ある仕上がりが特長のプリンターです。
また、写真らしい光沢感のある仕上がりがお好みなら、8色染料インク塔載の「PIXUS PRO-S1」がおすすめです。


編集ソフトウェアは「Digital Photo Professional 4」(以下、DPP4)を使用しました。



DPP4を使用した印刷シミュレーション手順をご説明します。


まずはDPP4を起動し、サンプル画像を選んで、セレクト編集をクリックします。

DPP4印刷シミュレーション手順 DPP4印刷シミュレーション手順

以上でDPP4を使用した印刷シミュレーションの手順は完了です。次はProfessional Print & Layoutを使用したプリントに進みます。

Professional Print & Layoutを使ってプリント

DPP4の画面の「印刷」から「Professional Print & Layoutで印刷」を選択し、「Professional Print & Layout」を起動します。

PPL印刷 プリント確認作業

モニター表示との比較、プリントの出来上がりを確認したら作業は完了です。モニター表示通りの色合いでプリント出来ました!

また、モニターに「遮光フード」を付けることで照明器具の映り込みなどの影響が少ない状態でモニター画面を見ることができます。



キヤノンオンラインショップでは今回ご紹介した商品がセットになった、お得な「カラーマネジメントセット」を販売中です。

カラーマネジメントセットは、こちらからご購入できます

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クイックカラーマッチ

クイックカラーマッチとは

クイックカラーマッチとは、モニター画面と写真プリントの色合わせができる無償ソフトウェアです。
キヤノン PROシリーズとEIZO ColorEdgeを使い、かんたんにカラーマッチングを行えます。

※ クイックカラーマッチ対応機種、用紙に関しては こちら

クイックカラーマッチの使い方

「クイックカラーマッチ」を起動します。

下記画面の通りに、「プリンター」と「用紙」を選択すれば設定は完了です!

クイックカラーマッチ

設定が完了したら編集ソフトウェアを開き、印刷をすればOK!とてもかんたんな操作です!

※ PhotoshopCC/CS6以外のソフトウェアを使うときは、 クイックカラーマッチの設定で「Photoshopモードを”使用しない”」に設定する必要があります。

まとめ:「カラーマッチングで作品をイメージ通りに仕上げよう」

作品をイメージ通りに仕上げる「カラーマッチング」の基礎知識をご紹介しました。 モニターと実際にプリントされた写真の色合いが違った、時間やコストを無駄にしまったという経験がある方は、是非カラーマッチングを試してみてはいかがでしょうか!

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