独立・開業を検討しているものの、会社員と個人事業主の働き方などの違いが分からず、一歩を踏み出せないという方も少なくありません。企業の一員として働く場合と、個人事業主として仕事をする場合とでは、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、個人事業主として働く上でのメリットについてご紹介します。現在会社員をされている方は、現状と比較しながらじっくり考えてみると良いでしょう。
1つ目のメリットは、時間に縛られないという点です。会社員の場合は就業時間が決められていますが、個人事業主は基本的に自分1人の裁量で働く時間を決めることができます。夜中に作業を始めることや、朝早起きして仕事を始め、午前中に終わらせるといった働き方も可能です。
個人事業主は事業の全責任を自分で負うことになりますが、会社員と比較して仕事の裁量が広くなります。そのため、自分の意思で事業内容や予算を決めることが可能です。また、社内的な依頼 や調整が少なくなることも個人事業主のメリットといえるでしょう。
個人事業主は仕事の質を高めて成果を上げることで収入を増やすことが可能です。
仕事の量を減らした場合であっても、効率的に成果を上げることができれば、収入は増え、かつ公私においてより有効に時間を使うことができます。
個人事業主にはメリットがある一方、デメリットもあります。
ここでは、個人事業主を会社員と比較したときのデメリットについてご紹介します。
会社員として働いている場合は、固定給として給料を受け取ることが一般的です。また、会社により異なりますが、会社員はボーナスを貰える場合があります。一方、個人事業主の場合は働いた分だけ報酬を得ることになるため、会社員と比べると、収入が安定しない可能性があります。
会社員と比べて個人事業主は、社会的信用が低いと見なされることがあります。例えば、会社員の場合はクレジットカードの審査に通りやすいのですが、個人事業主の場合は開業した当初はクレジットカードの審査に通らないことがあります。
会社員は、週の労働時間が30時間を超えれば社会保険に加入できます(条件によっては週の労働時間が20時間以上でも加入可能)。しかし、個人事業主の場合は、会社員が入れる厚生年金や雇用保険などの社会保険には加入できません。
会社員の場合は会社が給与から天引きして、代わりに税金を納めてくれますが、個人事業主の場合は自分で所得を申告して税金を納める必要があります。
税金額の算出や納税を行う手間が発生することは、個人事業主のデメリットといえるでしょう。
個人事業主として新規開業する際の、開業前準備について詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
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