【レビュー】こんな三脚が欲しかった! 軽量なのに本格派「マンフロット befree アドバンス」。
公開日:2018/12/7 / 最終更新日:2021/10/27
レビュアー:tsutomu(編集者)
写真撮影にハマると欲しくなる「三脚」。いま人気なのは、気軽に持ち運べて、小さくたためるトラベル型。なかでも注目したのが信頼のイタリアンブランド「マンフロット」の人気モデル「befreeアドバンス」。3万円を切るプライスで、その実力は? 実機を取り寄せレビューしました!
軽量&コンパクト設計がさらに進化。気軽に連れて行けるトラベル三脚!
マンフロット「befreeアドバンス」アルミニウムL三脚キット
●重量:1,590g
●段数:4段
●伸長(全高):1,510mm
●縮長:400mm
●耐荷重:8kg
●脚ロック方式:レバーロック
●クイックシュー、ケース付き
「befree アドバンス」は、小さくたたんだときの長さ(縮長)が40cmとコンパクト。耐荷重は8kgもある(旧モデルから倍増!)頼もしいトラベル三脚です。ミラーレスカメラはもちろん、一眼レフカメラと望遠ズームレンズのセットにも使えます。
【実証!】トラベル三脚って本当にコンパクト? 実際にたたんでみた!
機内持ち込み可能なスーツケースにも入ってしまう「befree アドバンス」。飛行機や列車の旅がメインという方にはうれしいサイズです。それでいて伸ばしたときの高さは151cmと十分。カメラを目線の高さにキープ可能です。それがたたむと40cmにまで小さくなってしまう秘密は、「トラベル型」といわれる脚の収納方法。どうすればこんなに小さくなるの? というわけで、たたんでみました!
❶脚角度セレクターを押し込みロックを解除、レバーを押しながら持ち上げます。写真は脚を1本反転した状態。1本ずつ脚を持ち上げていきます。
❷このように3本の脚が反転してバンザイする状態に。その後、右側のセンターポールを3本の脚の間に押し込みます。
❸ハイ、収納完了。これで全長40cm! たたみ方は通常の三脚よりも少々複雑ですが、慣れれば簡単でしょう。
❹付属のキャリングバッグ。軽々運べるサイズ感がGOOD!
❺機内持ち込み可能サイズのスーツケースにも入ります!
【ディテール紹介】より使いやすく、より信頼できるポイントとは?
旧型からアドバンス(進化)した「befree アドバンス」のディテールをチェックしましょう。
①[クイックシューのプレート]
採用された新プレート「200PL-PRO」は軽量なアルミ製。ゴムパーツにより安定性がアップ。雲台とプレートの統一規格「アルカスイス」に互換性があります。
※200PL-PRO以外のアルカスイス互換プレートは、この雲台には取り付けられません。
②[新開発のボール雲台]
動きが滑らかなボール雲台は、フリクション(摩擦)調整でき、ボールの動きを軽くする/重くするが自在に。動きが滑らかで、ノブを締めるとガッチリ安定させることができます。コンパクトで軽量なのに、見かけによらずしっかり者!
③[回転式のエレベーターロック]
カメラの高さを調整するセンターポールを締め付けるロックは回転式。軽く締めてギュッとしっかり固定するフィーリングがいい感じ!
④[脚角度セレクター]
開脚角度は3段階に調整可能。操作はカンタン。脚角度セレクターを押し下げてロックを解除、好みの角度に調整します。
⑤[クイックレバー式の脚ロック]
脚ロック方式はクイックレバー式。レバーを起こせばロックが解放されて脚が伸びます。
【結論】初めての三脚に、上級者のサブにもおすすめできる軽量トラベル三脚と認定したい!
結論です。マンフロット「befree アドバンス」は、初めて三脚を買う人、もっとしっかりした三脚に買い換えたい人におすすめの三脚でした。気軽に旅行に連れていけるトラベル三脚を探していた上級者にも、2本目、3本目としておすすめ。レビュワーの私は、早速「befree アドバンス」で風景撮影を楽しんでいます! こりゃ快適。
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レビュアー紹介
tsutomu(編集者)
出版社勤務、フリーランス、会社経営の経験を生かして、紙媒体からデジタルメディアまでうろうろ活躍中。カメラファン、写真ファンの皆さまにおすすめのアイテムをプッシュしています。